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薬学研究科案内

薬学部開設以来初となる卒業生を輩出した本学では、医療系総合大学であるメリットを最大限に生かした大学院薬学研究科を平成25年4月に開設しました。本学出身者は学納金の面でも優遇措置がありますので、多数のご応募をお待ちしております。

 

◎4年制博士課程(医療薬学専攻)が育成する人材像

・科学的な視野に立ち、臨床の場においてリーダーとなれる薬剤師
・臨床におけるニーズを理解した医薬品開発研究者
・新規医薬品、新規治療法の開発に向けたシーズを提供できる生命薬学研究者
・6年制薬学部、大学院薬学研究科、臨床の場における薬学教育者

◎2年制修士課程(薬科学専攻)が育成する人材像

・薬学関連業界の幅広い領域で活躍できる人材
・最新の知識を身につけた薬剤師

◎4年制博士課程・2年制修士課程とも、国立よりも安い学納金で学ぶことができます。

 

  • 4年制博士課程(医療薬学専攻) 募集人員3名
  • 2年制修士課程(薬科学専攻)   募集人員3名

 

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薬学研究科から、日本へ、世界へ。新たな領域へ。

カリキュラムポリシー

修士課程

薬科学専攻の目指している下記の人材を育成するため、薬科学専攻では、A領域(構造・創薬)、B領域(細胞・薬理)、C領域(臨床・薬物)の3領域と共通科目に分類した講義科目のほか、実習及び演習を設けるとともに、より緻密な教育・研究指導を行うため、入学者には各1名の研究指導教員を定めます。

1.薬学関連業界の幅広い領域で活躍できる人材の育成
21世紀に入ってもなお、がん、成人病、感染症、遺伝病など、未解決の疾病に対して新しい薬が必要とされており、日本は高度な創薬科学の研究を効果的に進め、製薬工業に貢献することが求められています。そこで、4年制薬学部をはじめとする理系学部出身者が創薬科学研究の場で活躍できるための教育を行います。また、製薬企業の医薬情報担当者や医薬品開発担当者あるいは製剤技術者、医薬品開発業務受託機関におけるモニター、治験施設支援機関における治験コーディネーターなど、薬学関連業界において多くの分野で活躍できる最新かつ充分な知識を身につけた人材を育成します。

2.最新の知識を身につけた薬剤師の育成
現在の病院や薬局で勤務する薬剤師は、その多くが6年制薬学部の実務実習を担当しています。既に社会で活躍している薬剤師を2年制修士課程に迎え、薬剤師の学問的な資質、特に臨床における創薬科学の能力向上を目指し最新の知識を身につけた実務教育者として養成します。さらに、地域医療の担い手としての現役薬剤師が、最新の薬学知識を習得する場を提供します。

博士課程

医療薬学専攻の目指している下記の人材を育成するため、医療薬学専攻には医療薬学コースとして、分子病態解析学、分子薬効解析学、薬物療法解析学の3分野、加えて生命薬学コースとして、創薬基盤薬学,生命機能科学の2分野を置き、入学者はいずれかのコースを選択し、コースの教員と相談して研究指導教員を決定します。また、コースに応じた特別研究、セミナーを選択履修します。

1.科学的な視野に立ち、臨床の場においてリーダーとなれる薬剤師の育成
医療薬学コースの分子病態解析学、分子薬効解析学、薬物療法解析学の各分野において、薬物治療における高度な知識、技能、態度を修得した臨床薬剤師を育成するための教育・研究プログラムが設置されています。これにより、臨床の場においてリーダーとなれる人材、さらには高度な専門知識を持った臨床薬剤師を教育することのできる人材の育成を目指します。また、がん専門薬剤師、感染制御専門薬剤師などの専門薬剤師認定資格取得に向けた学術基盤を構築します。

2.臨床におけるニーズを理解した医薬品開発研究者の育成
生命薬学コースの創薬基盤薬学分野においては、物理化学、有機化学、天然物化学、医薬品化学に関する教育・研究プログラムを通して、リード化合物の探索、医薬分子の構造設計、有機分子と生体分子との相互作用、天然物由来の医薬品およびリード化合物、分子標的薬などの物理化学、有機化学、天然物化学、医薬品化学に関する知識、研究手法を修得します。これに加え、医療薬学コースにおける講義を受講することで、臨床におけるニーズを理解した医薬品開発研究者を育成します。

3.新規医薬品、新規治療法の開発に向けたシーズを提供できる生命薬学研究者の育成
生命薬学コースの生命機能科学分野においては、生体高分子の構造、酵素反応、分子遺伝学、遺伝子の解析、生体膜の輸送の分子機構などに関する教育・研究プログラムを通して、生命薬学研究者としての基礎を構築します。さらに医療薬学コースにおける講義で医療分野における生命薬学の重要性を認識し、新規医薬品、新規治療法の開発に向けたシーズを提供できる人材を育成します。

ディプロマポリシー

大学院薬学研究科の理念と教育目標に則り、所定の教育課程を修了し、以下の各項目を身につけ、学位論文審査に合格した学生に“修士(薬科学)”“博士(薬学)”の学位を授与します。

修士課程

修士課程(薬科学専攻)においては、以下の人材となりうるための知識・能力を修得します。

1.薬学関連業界の幅広い領域で活躍できる人材
薬学に関する最新かつ充分な知識を身につけ、製薬企業の医薬情報担当者や医薬品開発担当者あるいは製剤技術者、医薬品開発業務受託機関におけるモニター、治験施設支援機関における治験コーディネーター、創薬科学研究者などとして、薬学関連業界における多くの分野で活躍できる。

2.最新の知識を身につけた薬剤師
これからの薬剤師界は、6年制薬学部を卒業した薬剤師によって活性化される一方、現に活躍している薬剤師によって牽引されていくことが望ましい。十分な実務経験の上に、薬学に関する最新の知識をバランスよく修得し、薬剤師界の発展に寄与することができる。

以上の教育成果を達成することができるように修士課程のカリキュラムが構成されています。定められた期間内に所定の講義と実習を受けて(学則第6条と第8条)、高度な薬学の知識と技能および態度を身につけることが求められます。また、研究活動で得られた科学的知見を学位論文として提出し、審査を受けて最終試験に合格することが、学位授与の要件となります。

博士課程

博士課程(医療薬学専攻)においては、以下の人材となりうるための知識・能力を修得します。

1.科学的な視野に立ち、臨床の場においてリーダーとなれる薬剤師
臨床の場におけるリーダーとして活躍するとともに、高度な専門知識を持った臨床薬剤師を教育することができる。また、がん専門薬剤師、感染制御薬剤師などの専門薬剤師認定資格取得に向けた学術基盤を構築している。

2.臨床におけるニーズを理解した医薬品開発研究者
リード化合物の探索、医薬分子の構造設計、有機分子と生体分子との相互作用、天然物由来の医薬品及びリード化合物、分子標的薬などの物理化学、有機化学、天然物化学、医薬品化学に関する知識、研究手法を修得している。これに加えて、これらの知識、研究技術を有効に活用するために、臨床での医薬品に対する要求について理解することができる。

3.新規医薬品、新規治療法の開発に向けたシーズを提供できる生命薬学研究者
生体高分子の構造、酵素反応、分子遺伝学、遺伝子の解析、生体膜の輸送の分子機構などに関する知識、研究手法を修得し、生命薬学研究者としての基礎を構築している。さらに医療分野における生命薬学の重要性を認識し、新規医薬品、新規治療法の開発に向けたシーズを提供できる。

4. 6年制薬学部、大学院薬学研究科、臨床の場における薬学教育者
高度な専門知識と技能を備えた臨床薬剤師、医薬品開発研究者、生命薬学研究者、これらを教育することのできる人材となりうる。さらには実務実習に関する教育ができる。

以上の教育成果を達成することができるように博士課程のカリキュラムが構成されています。定められた期間内に所定の講義と実習を受けて(学則第6条と第8条)、最先端の生命科学や薬学知識を学び、卓越した技能を修得することが求められます。主体的に研究者として自立していることを証明するため、研究活動で得られた科学的知見を学術論文として、査読制度のある学術雑誌に掲載し、公表する(あるいは掲載予定として受理される)ことが求められます。国際的に評価される質の高い研究を企画し遂行するためには、しっかりした実験計画の立案と遂行途中での適切な見直しが必要となります。そこで、研究開始時、遂行途中および終了時の各段階で、それぞれ初期審査、中間審査を受けて最終試験に合格することが、学位授与の要件となっています。

薬学研究科の特色

恵まれた
学習環境

本学は、医歯薬学部からなる医療系総合大学です。また、大学院医学研究科、歯学研究科においては、現在までに1,000名を超える学位取得者を輩出し、先端医療の研究・開発と実践に先導的な役割を果たしています。そういったノウハウを薬学研究科における教育・研究に活かすことで、新設であるデメリットを解消しています。さらに、薬学系学部卒業者以外の方は、薬学部の講義を聴講する等により、基礎薬学の知識を補完することができます。

学位取得を支援する
履修プロセス管理

早期に大学院生一人ひとりが学位取得に向けた研究計画調書を作成することで計画的な学位取得が可能となっています。また、そういった調書作成のサポート、研究指導、授業履修やその他学生生活を送るためのアドバイス等に関して、学生一人ひとりに研究指導教員を2名(正・副)定め、手厚いバックアップ体制を敷いています。そういった指導体制を確立し、研究計画調書等に基づき研究の進捗状況を定期的に評価、助言することにより学位取得への過程を支援します。

社会人を考慮した
カリキュラム

働きながら教育を受け研究したい方は、授業担当者、研究指導教員と相談し、夜間や夏期休暇、土日を利用した集中講義の実施等により、仕事等への影響を最小限に留められるよう、柔軟に対応いたします。よって、現役薬剤師やその他医療関係者、行政職の方も薬学研究科の教育を受けることができます。

長期履修制度を採用

本大学院では、標準修業年限(博士課程4年、修士課程2年)を超えた一定の期間にわたる計画的な履修が可能です。病院、官公庁、企業等に在職しながら社会人大学院生として在籍する方、出産や育児、介護を行いながら大学院で研究を行う方など、みなさんのライフスタイルに合せた研究生活を送ることができます。

*詳細については、岩手医科大学大学院の長期履修学生取扱い規則をご覧ください。

奨学金制度

以下の奨学金制度があります(平成28年度現在)。

  1. 日本学生支援機構大学院奨学金
    独立行政法人 日本学生支援機構HP(http://www.jasso.go.jp/)よりご確認ください。
  2. 岩手医科大学大学院奨学金
    博士・修士課程共通/月額25,000円

【お問い合わせ先】

〒028-3694
岩手県紫波郡矢巾町西徳田2-1-1
岩手医科大学 矢巾キャンパス教務課
TEL 019(651)5111
FAX 019(698)1826
Email:yakukyomu@j.iwate-med.ac.jp