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総合診療医学講座

講座・分野紹介

総合診療医学講座は、臓器・疾患にとらわれることなく全人的・包括的診療を行うと同時に家族や地域社会も診る視点により、さまざまな医療現場に対応できる知識・技能・マインドを持つ総合診療医養成を目指す教室です。
また、医療に対するニーズの変化、医療資源の地域偏在、地域住民のヘルスリテラシー,ポピュレーションアプローチなどをテーマとした研究も行っております。臨床と研究をベースにプロフェッショナリズム溢れる優れた臨床医の養成により、総合診療・地域医療の発展に寄与すること目指しております。

主な研究内容

◇フレイル予防のための介入研究(矢巾町と共同)
◇通信機能付血圧計による介入研究(釜石市と共同)
◇減Na・増K調味料による降圧効果の研究(矢巾町と共同)
◇医療資源の地域偏在と方策に関わる研究
◇チーム医療推進のための要因分析
◇医療と保健・福祉における諸課題に関する研究
◇ACP教育の効果検証と行動変容評価に関する研究
◇各症候ごとの受療行動と予後に関する研究
◇ドクターショッピングの背景要因に関する研究

学生へのメッセージ

「人間愛に基づき、求められる診療や場に対応できる心・技・知の探求を続ける」を当講座の理念とし、生涯を通じて「総合診療マインド」を持ち、診療能力の向上に努めながら、総合診療・地域医療分野での研究と発信ができる医療人を理想像としております。我が国における超少子高齢化の大波の中で、医療提供体制は劇的に変化していきます。専門医療と総合診療が、医療を支える二本の柱となることは間違いありません。医師あるいは医療人として社会的役割に向き合う熱意と気概のある皆さんを広く募集します。