臨床腫瘍学講座
講座・分野紹介
臨床腫瘍学は、がんの薬物療法や病態を研究する学問分野です。がん細胞を用いた新たな分子標的の探索や新規化合物の抗がん作用機序を明らかにする基礎的研究や、効果的かつ安全ながん薬物療法を行うためのバイオマーカーの開発および臓器横断的な治療研究などを積極的に行っています。研究マインドをもった優れた臨床腫瘍内科医の育成を目的としています。
主な研究内容
- 多発性骨髄腫の基礎・臨床研究
- 抗がん剤の耐性機構の解明と耐性克服に関する研究
- がん薬物療法のバイオマーカー研究
- 新規化合物の抗がん作用機序の解明
- がん薬物療法の診療連携体制の構築
- がん薬物療法の支持療法に関する臨床研究
学生へのメッセージ
当科は平成29年4月に新設された学科です。がんの薬物療法は急速に進歩しています。がんの基礎・臨床研究を通して、がんの薬物療法をさらに発展させていきましょう。