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泌尿器科学講座

講座・分野紹介

泌尿器悪性腫瘍、排尿障害、尿路結石症、尿路感染症、小児および女性泌尿器疾患、男性不妊、血液浄化、腎移植などに関する基礎および臨床研究に取り組んでいます。最先端のゲノム遺伝子研究、リキッドバイオプシー、新たなロボット手術の開発など、臨床に還元することを目標にした医学研究を行っています。

主な研究内容

基礎研究

◇全ゲノム解析による泌尿器癌の発症・進展の解明

◇多重免疫染色による癌免疫機構の解明

◇リキッドバイオプシーによる泌尿器癌の遺伝子変異解析

◇網羅的サイトカイン解析による腎移植後拒絶反応の解明

◇血液透析におけるアルブミン結合尿毒素の解析

 

臨床研究

◇腹腔鏡およびロボット手術に関する臨床研究

◇男性不妊、排尿障害、女性泌尿器疾患に対するQOL調査

◇血液透析患者の疫学研究

 

~腎癌に対する免疫チェックポイント阻害剤の効果~

治療前の組織を用いた多重免疫染色により、様々な免疫微小環境因子の発現を定量解析した結果、腫瘍上のTIM3の発現が免疫チェックポイント阻害剤の治療効果と相関することを明らかにしました(Kato R, Transl Oncol. 2020)。

学生へのメッセージ

当科の魅力は診断から治療まで一貫性があり独立性の高さを有している点です。臨床で生ずる様々な疑問を契機として、原因を探究し解明するリサーチマインドをもった泌尿器科医の育成を目指しています。また、学位のみならず専門医も取得できるキャリアプランを準備しています。理想の医師像に向けて、講座全体でサポートしていきます。