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臨床検査医学・感染症学講座

講座・分野紹介

当講座は、臨床検査に関する診療・教育・研究を行いながら、中央臨床検査部や輸血・細胞治療部で臨床検査技師の指導も行っています。診療面では、臨床検査科、人間ドック、健康診断、感染制御など組織横断的な診療を担当しています。研究面では、臨床検査全般、予防医学、血液病学、循環器病学(心臓エコー検査)、輸血・細胞治療学、感染制御など幅広い領域をカバーしています。

主な研究内容

(1)血液病学領域
・赤血球造血と鉄・ヘム代謝に関する研究(鉄芽球性貧血など)
・GATA転写因子と造血細胞分化に関する研究

(2)臨床検査医学領域
・抗菌薬適正使用チームが関与する微生物検査に基づいた抗菌薬療法の臨床的評価
・院内感染対策と治療に寄与するClostridioides difficile感染症検査の活用
・地域における薬剤耐性菌の発生状況と分子疫学的解析
・造血器腫瘍の診断に関わる遺伝子検査法の確立

(3)循環器病学領域
・TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)後の予後調査及び機能不全に関する解析
・僧帽弁疾患に関する診断能向上の関する取り組み
・医師偏在問題における循環器病の早期発見と病診連携への取り組み

 

学生へのメッセージ

当講座では、これまでに博士課程の他、臨床検査技師の方々の修士課程(社会人)の大学院生を受け入れた実績があります。基礎・臨床研究に関心のある方、新しい検査法の開発を目指す方にお勧めです。