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内科学講座(糖尿病・代謝・内分泌内科分野)

講座・分野紹介

当科は、糖尿病、脂質異常症、肥満症といった生活習慣病と内分泌疾患を中心に診療、教育、研究を行っております。
糖尿病の診療では新しい薬剤、検査法や食事療法の考え方が出てきており、当教室でも積極的に取り入れています。また内分泌疾患は内科的な思考の基礎をなす分野であり、内分泌・代謝分野の知識を深めることは内科医として幅広い力をつけることにつながります。

主な研究内容

◇ 持続血糖モニタリングによる薬剤治療効果の検討
◇ マウス褐色脂肪組織からの抗肥満因子の探索
◇ 超高磁場MRIによる糖尿病における脳血管障害の解析
◇ 家族性高コレステロール血症と脳動脈硬化の研究
◇ 糖化蛋白を指標にした糖尿病の病態評価
◇ 糖尿病腎症の新しい診断マーカーの探索
◇ データベースに基づいた合併症発症予測因子の検討
◇ 甲状腺ホルモンとインスリン分泌の関連
◇ 持続血糖モニタリングで評価する薬剤効果の検討
◇ 冠動脈石灰化と糖尿病合併症及び予後の関連

学生へのメッセージ

糖尿病や内分泌疾患の診療では各臓器の病態生理を把握しておく必要があります。また血糖管理の不良が全身の幅広い臓器に合併症を引き起こします。このため糖尿病や内分泌疾患の診療を通じて全身の臓器の連関を考える習慣が身につき、内科を志す若手医師に幅広い臨床力を養うことができます。内分泌・代謝領域の様々な病態における数多くの疑問に対して、豊富な臨床データに根ざした臨床研究とマウスや細胞を用いた基礎研究に取り組んでいます。多くの医局員が医学博士の取得と並行して糖尿病専門医も取得しております。医師としての基礎を作るのに適した、そして将来性のある領域として、糖尿病・内分泌の面白さを共有しましょう。