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小児科学講座

講座・分野紹介

小児科学は、成長と発達の過程すべてが対象となる学問で、胎児期から成人まで身体と心の医学領域を含んでおり、さらに次世代へと続いていく分野です。当講座は、神経、総合(腎臓・消化器・アレルギー・内分泌)、循環器、血液・腫瘍・免疫、NICUの5つのグループに分かれ、それぞれ共同しながら診療と研究をしています。

主な研究内容

(神経)

◇3Teslaや7Tesla 磁気共鳴分光法を用いた早産児、新生児仮死の脳内代謝物評価

◇新生児集中治療室退院児の栄養と発達予後や自尊心に関する研究

◇医療的ケア児の災害時の生活と医療支援に関わる研究

 

(総合)

◇新生児用急性血液浄化療法機器開発に関する研究

◇排尿機能障害の病態解明に関する研究

◇早産児の慢性腎障害進展のリスク因子解析と早期介入による予後改善の研究

◇Child death review と 重篤小児の因子解析に関する研究

◇早産児における消化管粘膜炎症性疾患の早期発見・早期介入にたいする便中マーカーの確立

◇食物蛋白誘発胃腸症にたいする尿中EDNの有用性についての研究

 

(循環器)

◇循環シミュレーションと包括的循環機能検査による先天性心疾患に対する血行動態的至適修復形態の同定

◇末梢臓器障害予防に向けた先天性心疾患の急性期および慢性期循環管理指針の解明

◇小児期不整脈および伝導障害の病態と末梢臓器に与える影響の解析

 

(血液・腫瘍・免疫)

◇岩手県における川崎病の急性期治療の現状と合併症出現率の解明

◇入院中小児がん患者の遠隔授業に関する研究

◇小児造血幹細胞移植患者の合併症と予後改善に寄与する栄養因子解析

 

(NICU)

◇プロテオーム解析による重症気管支肺異形成を予測するバイオマーカーの同定

◇LRGは炎症に関連した早産児合併症を予測できるか。

◇NICU環境の新生児と親のつながりを支援するデジタル身体性技術に関する実践研究

◇早産児動脈管の開存危険因子と管理

◇胎児心臓超音波スクリーニング体制の構築

◇パルスオキシメーターと遠隔診断による新生児危急的心疾患スクリーニング体制の構築

学生へのメッセージ

大学院では自分が興味のある分野を選択できます。研究計画、立案、結果の統計解析、論文投稿まで指導します。医学の発展と未来の子どもたちのために、岩手から世界へ発信できるものを目指し、多くの調査・研究を積極的に行っています。詳細は以下HP各グループの紹介ページをご覧ください。

 

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