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口腔解剖学

学科目紹介

機能形態学分野では生命科学の根幹を念頭において、医歯薬連携で臨床にも積極的に参加できる解剖学を目指しています。教員それぞれがテーマを持ち(三次元再構築法による頭頸部領域のリンパ管構築、破骨細胞の解析、実験動物スンクスを利用しての研究etc)を教育の合間にコツコツ地道に、そして確実に進めています。たとえば、リンパ管に関する研究は1900年前後に行われた構築、発生の研究結果がいまだに教科書では使われており、100年以上もの間、世界中で省みられなかった分野です。私達は、身体諸器官、特に口腔領域のリンパ管構築を形態学的に調べ、リンパ管の吸収機能を利用して新たな薬剤投与経路を検索しているところです。

主な研究内容

口腔を中心として頭頸部、さらに全身の微小循環の排導系を再生の観点から、さらに肉眼解剖と顕微解剖の中間的スタンスで頭頸部筋膜の詳細な剖出を行っています。
研究に関連した光学顕微鏡標本、電子顕微鏡標本の作製や観察、免疫組織化学の技法やコンピューターグラフィックの技法による三次元再構築の広範な知識、実験動物の取扱いなどについて、実験・実習を中心に指導します。

  1. 口腔周囲のリンパ管構築
  2. 顔面皮下のリンパ管構築
  3. 歯周組織の微小循環
  4. 血管新生の機構に関する研究
  5. マイクロCT応用による骨再生の評価
  6. 破骨細胞の分化と骨吸収機構に関する研究
  7. 骨芽細胞と破骨細胞の相互作用に関する研究
  8. 赤色蛍光強発現Tgマウスの発現部位の検索
  9. 頭頸部筋膜系の解剖

学生へのメッセージ

現代の医療は2つの方向性をもっています。「ヒト」を診る医療と「人」を見る医療です。機能形態学分野では形態で「ヒト」を診て、機能面で「人」を見る研究を行っています。「人」のための研究を目指している方はぜひ一緒に研究しましょう。