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衛生化学講座

本講座の講義や実習の内容は、皆さんが薬学に対して持つイメージと少し違うかも知れません。
衛生化学では栄養や食品について学びます。糖尿病や最近話題のメタボリック症候群は生活習慣病と言われるように、生活習慣、特に食生活によって大きな影響を受けます。またトクホとかサプリとか、薬ではなくても、ヒトの身体に影響を与える化合物が食品として私達の周囲に出回っています。本講座の講義や実習では、飲食によって私達の口にはいるものについて、ヒトの健康への影響という観点から取り上げます。
また衛生化学では疫学についても学びます。疫学はヒトを個人ではなく、集団としてとらえる学問です。例えば薬が本当に病気の治療に有効かどうかは、一人の患者で試しても確かなことは言えません。薬の効果に関する科学的根拠は、多くのヒトに対する作用を統計学を用いて解析することにより初めて得られるものなのです。
このように衛生化学の対象は多岐に渡りますが、いずれもこれからの薬剤師が活躍を求められている分野です。

教授からのひとこと

名取泰博 教授

名取泰博 教授

私達の研究室では主に腎臓病を対象として、どうして病気になるのか、どうすれば病気の進行を止め、さらには病気を治すことができるのか、を考えています。病気の発症や進展のメカニズムについて、臓器をバラバラにして遺伝子や蛋白質を分析し、あるいは臓器自体の様子を顕微鏡で見て、さらには全身での物質代謝を考えて血液や尿を調べるなど、様々な角度から様々な方法で調べています。新しい予防・診断・治療法の開発に貢献して、患者さんや社会の役に立つこと、それが私達の研究の目標です。

 

講座の基本理念

Openness & Fairness

主な研究内容

  1. 糖尿病性腎症や糸球体腎炎の病態、診断及び治療法に関する研究
  2. 腎における脂質代謝に関する研究
  3. 血管新生の分子機構に関する研究