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震災後の“新たな社会的孤立”に関係する要因とは?―大規模コホート調査が示すリスクと対策―

岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM:機構長 丹野高三)と、IMM臨床研究・疫学研究部門の事崎由佳講師を中心とした研究チームは、岩手県における東日本大震災の被災地域住民のうち、東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査のデータを用いて、東日本大震災・津波後の新たな社会的孤立に関係する要因について男女別に検討し、社会的孤立は震災から年月が経過してからも新たに生じうること、その背景には性別や震災被害の状況によって異なる要因が関与していることを明らかにしました。
本研究成果は、国際科学雑誌 BMC Public Healthに2025年8月12日付(オンライン公開)で掲載されました。