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岩手医科大学初の認定ベンチャーとして、エピゲノムによる生物学的年齢の推定、並びに疾患マーカーを社会実装する新会社を設立しました

岩手医科大学 医歯薬総合研究所 生体情報解析部門の清水厚志 教授を中心に、これまで東北メディカル・メガバンク(TMM)計画において創出された研究成果をいち早く社会実装するため、大学発ベンチャー企業となるエピクロノス株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役:清水厚志、以下エピクロノス社)を設立いたしました。
岩手医科大学は2013年にいわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM、機構長:佐々木真理)を設置しました。清水 教授が部門長を務めるIMM生体情報解析部門はTMM計画の中でDNAメチル化解析に関する様々な学術的成果を上げてきましたが、その中でもDNAメチル化年齢推定法および疾患エピゲノムマーカーに関する成果の社会実装をエピクロノス社は目指します。
さらに、エピクロノス社は2023年8月に岩手医科大学発ベンチャー認定制度の審査を受け、第1号認定企業として認定されました。今後、エピクロノス社は共創の精神を持って、企業や研究団体、そして、岩手医科大学の支援を受けながらDNAメチル化年齢と生活習慣改善プログラムと合わせて一般消費者に提供することを目的とした事業や、がんなどのDNAメチル化バイオマーカーの提供を予定しています。