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衛生化学分野

衛生化学分野では、栄養、食品衛生、保健衛生、疫学、毒性、環境衛生など、健康な生活を送るために必要なことに関した教育を担当します。研究面では、生活習慣病の発症・進展のメカニズム、新しい予防・診断・治療法の開発に役立つ基礎研究を行っています。

分野からのひとこと

私達の研究室では生活習慣病を対象として、どうして病気になるのか、どうすれば病気の進行を止め、さらには病気を治すことができるのか、を考えています。遺伝子や蛋白質に起こる変化が、病気の発症や進展のメカニズムにどのように係わっているかについて、細胞を用いて詳細に分析したり、臓器自体の様子を顕微鏡で見たり、さらには全身での物質代謝を考えるために血液や尿を調べたりなど、様々な角度から様々な方法で研究しています。新しい予防・診断・治療法の開発に貢献して、患者さんや社会の役に立つこと、それが私達の研究の目標です。

 

分野の基本理念

協調性を重視し、周囲と連携、協力しながら目標を達成する。

主な研究内容

  1. 生活習慣病におけるCRIM1膜タンパク質に役割に関する研究(杉山)
  2. がんの悪性化の制御機構に関する研究(杉山)
  3. 血管新生制御因子に関する研究(杉山)
  4. 生活習慣病によるエピジェネティクス変化の研究(川崎)
  5. 糖尿病性腎症の進展を止める−効率のいい薬物送達を目指した研究(米澤)
  6. 脂質は悪者か?−脂質代謝と疾病の係わりに関する研究(米澤)