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分析化学分野

分析化学は、試料中に含まれる化学物質の種類や状態を解析する学問分野であり、薬学や生物・医学分野をはじめとする多くの学術領域において化学分析の基本となります。研究・教育においては、分析化学、および、遺伝子科学に関する教科を主に担当しています。

分野からのひとこと

私たちのからだを構成する最も基本的な単位としての細胞が、いったいどのような仕組みで営まれているかを明らかにしていきたいと考えています。細胞内での代謝や輸送は、細胞が生きていく上で不可欠な仕組みですし、がんは、そのような仕組みに異常が生じた状態と考えられます。分析技術、および、遺伝子工学は、そのような仕組みを研究していく上での有力な技法となりますので、分析技術や遺伝子工学の新たな手法の導入や開発にも取り組んでいきます。

分野の基本理念

卒業後も含め、生涯を通して自らしっかりと学び続ける姿勢を身につけていくことを目標としています。人が学び続けることの意義、喜び、厳しさを身をもって知っていただきたいと考えています。

主な研究内容

  1. 分子細胞遺伝学的手法による、がん細胞増殖・浸潤抑制の生理作用解析
  2. 分子細胞遺伝学的手法による、タンパク質細胞内輸送の解析
  3. 培養細胞や大腸菌の変異株の作成、および、生理機能解析
  4. 大腸菌ディスプレー法による新規分析技法の開発