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人間科学科 [文学分野]

 人間科学科文学分野では、明治から現在にいたる文学作品について理解を深める「近代日本文学」、正しくわかりやすい日本語表現力を身につける「日本語表現論」、日本文化におけるさまざまな祈りのかたちについて学ぶ「いのちの文化論」の3つの授業を展開しています。

講座・教室からひとこと

平林 香織 教授

平林 香織 教授

 わたしたちは、想像力とコミュニケーションによって、人とつながりながら生きています。想像力とコミュニケーション力は、医療の現場になくてはならないものでもあります。
 わくわくどきどきするようなアトラクションとしての文学作品は、めくるめく夢の世界にあなたをいざない、豊かな想像力を養ってくれます。そしてちょっとしたコツさえつかめばすぐに身につく日本語のルールは、スムーズなコミュニケーションのためのフリーパスポートです。
 日本文学というテーマパークの年間パスポートを手にして、こころゆたかな医療人をめざしましょう。

講座・教室の基本理念

 当分野では、ことばによって表現されたさまざまな美である文学の種々相を考究し、人類の文化遺産としてその価値を後世に問うことを目指しています。そこには、現代人が忘れてしまった美しいことばや現代社会が見失っているこころの有り方があるからです。
 ことばとこころの正しさ・美しさは、生きていくうえで、そして、医療人として必ず身に付けなければいけないものです。日本文化や日本文学に関する講義を通して、日本に生きた人々のこころの歴史を辿ります。また、日本語表現の授業では、自分の考えを論理的に整理し、わかりやすく伝えるための実践的なトレーニングを行います。

主な研究内容

  1. 井原西鶴の文芸研究
  2. 江戸時代の大名文芸研究
  3. 連句実作論