病院事務部 病院総務課
多角的な視点で病院の管理・運営部門を担う
A.S
入 職:2023年(新卒)
出 身:岩手県立大学 総合政策学部 総合政策学科
所 属:病院事務部 病院総務課 業務支援係
現在の仕事内容
病院総務課は多部署多職種と協働し、管理・運営の全般に携わり病院の日常を支えています。私は主に病院の広報業務、院内施設の備品・設備管理、各種委員会の運営、行政対応や各委託業者との調整業務を担当しています。
特に広報業務では附属病院のHPや公式LINEの管理をしており、発信内容に誤りのないよう努めています。他の業務も、関係部署や業者との調整が多いため、チームワークやコミュニケーションが非常に重要になります。病院を運営するうえで重要なポジションであることを自覚し、効率的に業務を進められるよう、日々取り組んでいます。
この仕事のやりがい
事務局の5部門はいずれも業務が多岐にわたり、多職種との連携が必須です。円滑に業務を進められるよう、やるべきことは尽きません。
特に病院の管理部門としての視点に加え、患者アメニティ検討など、患者さん視点での考え方も必要なことから、多角的な視野を育むことができます。その中で、円滑な調整や取り組みの結果、目に見える形で貢献できた際には非常に達成感を感じます。
また、現在組織としては大きな改革を求められており、多角的な視点でチャレンジしていくことが増えています。学校法人・大学病院という大きな規模で動いていくことには困難なことがつきもので、かなりのパワーが必要ですが、院内環境の整備や運用面について検討し、最善手を考えることはやりがいを感じられると思います。
岩手医科大学を就職先に選んだ理由
私が岩手医科大学を就職先に選んだ理由は、「教育」と「医療」に携われることに魅力を感じたからです。
私は大学で教育学を学んでいたこともあり、将来は教育に携わる仕事に就きたいと考えていました。また、大学在学中に家族が手術を受けることになり、治療を経て回復していく家族の姿を見て、大切な人が元気になって帰ってきてくれることのありがたさを実感しました。こうした経験から、生きていく上で誰もが必要とする「医療」を担う人材の育成に携わりたいと考えるようになりました。
岩手医科大学の事務局には、企画部、総務部、財務部、学務部、病院事務部の5部門があり、ジョブローテーションによって様々な経験を積めるチャンスがあることや給与が安定しており、福利厚生も充実しているため、働き続けやすい環境が整備されていることから、岩手医科大学への就職を決めました。また、選考を受けていく中で関わった方々の雰囲気が温かく、面接試験という緊張する場面でも自分が自分らしくいられたと感じたことも就職先を選ぶ一つの決め手となりました。
職場の雰囲気は?
風通しが良い職場だと感じます。入職1年目には、どんな些細なことにも親身に相談にのっていただきました。業務は多岐にわたるため様々な知識が求められますが、課内で意見を出し合って対処することが出来ます。また、休暇もとりやすく、連休にして趣味や旅行に充てることもできるため、プライベートも充実させることが出来ます。
また、他大学(特に大学病院)ではあまりないビジネスカジュアルを導入しているなど、職場環境にも様々なチャレンジをしている点は魅力的だと思います。
職員間の交流も活発です。先輩方や同期との飲み会、職員野球部(部員大募集中)などもあるため、職種を問わずコミュニケーションをとる機会があります。特に、同期と定期的に集まって、お互いの近況を報告することは仕事をするうえで大きなモチベーションに繋がっています。
就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします
私の年代はコロナ禍をきっかけに、就活スタイルに変化がありました。オンラインやハイブリッド型など、各業界でパターンが異なることに苦労した記憶があります。
就職活動は自分にとって譲れない軸、仕事を通してやりたいことへの意思を持ち続けることが大切だと思います。はじめは面接やESに悩むことが多いと思いますが、一貫性のある考えを表現できれば自ずと結果がついてくると思います。
就活中は周囲の状況が見えづらかったり、進捗の差を比べて落ち込んだり、空気感から焦りや歯がゆさを覚える瞬間もあると思います。就活から離れてリフレッシュすることも忘れずに取り組んでください。もしご縁があれば、皆さんと働くことを楽しみにしています。