学務部 研究助成課
適切な管理で研究をサポート
F.R
入 職:2024年(新卒)
出 身:秋田大学 教育文化学部 地域文化学科
所 属:学務部 研究助成課 研究費管理係
現在の仕事内容
研究助成課は、研究費管理係、研究支援係、産学連携・知財係の3係に分かれており、私は研究費管理係に所属しています。研究費には、大学から割りあてられたもの、国や地方公共団体から補助金として受け入れたもの、企業から受け入れたものなど様々な種類がありますが、私は主に大学から予算配分されている研究費に関しての業務を行っています。
具体的には、研究費管理・伝票起票が主な業務ですが、起票に至るまでに必要な証憑書類を揃えるため、先生方が所属する学会や学内の各講座へ電話やメールで問い合わせ対応を行っています。
直接窓口で対応することも多く、状況に応じた適切な管理の役割を担っています。
この仕事のやりがい
岩手医科大学が扱っている研究費は多種多様かつ金額も大きいため、その分取り扱う際の責任感も大きいと感じています。日々多くの研究が行われており、研究内容もそれぞれ異なっているため、研究費をどのような形で、どう適切に充てていくかを状況に応じて考える場面も多くあります。
また、研究費管理を行う上で、支出管理においては経理処理の知識、税法が絡む場合には法律の知識など、一見「研究助成課」という名称からはイメージのつかない知識に触れることが多くあります。はじめて触れる知識には戸惑うことも多くありますが、その都度先輩方に教えてもらいながら励んでいます。これは、さまざまな部署と関わりあっているからこその経験だと感じ、業務を行う上で新たな知識に触れる機会が多いこと、習得できることはモチベーションにもつながっています。
岩手医科大学を就職先に選んだ理由
私は、就職活動行うにあたって2つの軸を持っていました。1つ目は「地域への貢献ができる職種を選びたい」こと、2つ目は「岩手県で働きたい」ということです。
「地域貢献ができる」とひとえに言っても、地域に結び付く業種は多くあるかと思います。その中で、自身の経験上、医療は地域のインフラとして地域を担うと感じており、事務方としてその医療に関わることは地域に貢献することだと考えました。医療で人々と携わる病院、医療人を育成する教育機関である大学、さらには法人としてその全体を支えるという、職域の広さにも魅力を感じました。
岩手県で働きたいという思いも、就職先に選んだ理由としてとても大きい割合を占めています。私自身は、岩手県の出身ではないのですが、岩手が好きで、岩手で働きたいと考えていました。選考が進んでいく中で、岩手を何度か訪れたり、人の温かさに触れたことで岩手が好きという思いがさらに強くなりました。みなさんの持っている「好き」という気持ちも、大事かもしれません。
職場の雰囲気は?
上司や先輩方がみなさん親切な方々ばかりで、本当にありがたく、いつも助けられています。わからないことや困ったことがあれば、一緒に解決方法を考えてもらうことや、過去の例を教えていただくことで、前向きに仕事ができる環境が整っています。私が所属する研究助成課は、年齢の近い先輩が多いため、仕事以外の話題で楽しくお話することも多いです。
休暇も取りやすく、福利厚生がしっかりしていることも魅力のひとつです。学生の頃は「社会人になったらどのくらいお休みを取れるのだろう…」と不安に思っていましたが、積極的にお休みを取っているか、先輩が気にかけてくれることもあり、休暇がとりやすいです。
職員数が多い中で、さまざまな人と関わりますが、特に同期や年齢の近い先輩方の存在は大きいです。業務以外でも頻繁に連絡をとったり、心の支えになっています。
就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします
就職活動において一番大切にしてほしいことは、「等身大であること」だと思います。
就職活動中はさまざまな不安や、壁に直面することもあるかと思います。悩んだり、周囲と比べてしまったり、時には取り残されたような感覚になるときもあるかもしれません。だた、その悩んで考えた時間は、いつか振り返ってみたときにかけがえのない経験になるはずです。また、みなさんがこれまで経験してきたことは、どんなことでもみなさんの財産となっています。ESや面接で言えるような経験や長所がない、と感じても、思いもよらぬことで目に留まったり、話が弾むことがあります(私もそうでした)。
つい自信がなくなりがちになってしまうこともあるかもしれませんが、等身大でいることを大切にし、自身をいたわりながら励んでいただきたいなと思います。
好きなことをして息抜きをしたり、たまには肩の力を抜いて、がんばってください。応援しています。