エフエム岩手で放送中のラジオ番組「岩手医科大学～いのちから～」、次回は「唾液の役割」をテーマに放送します。唾液には大きく分けて３つ役割があります。１つ目は「口腔内をダメージから守る作用」です。口腔内を噛んだりぶつけたりといった直接的なダメージや食事をした時の酸性に傾いた口の中を中性戻す、緩衝作用によって酸によるダメージから守っています。2つ目は「食事をサポートする作用」です。味を感じたり食塊と呼ばれる食べ物を飲み込みやすいかたまりにしたりするなど、食事をサポートしています。3つ目は「微生物に対する作用」です。口腔内の微生物が増殖するのを抑えるほか、外部からの病原菌の侵入を食い止める効果もあります。放送では、唾液量が減少する原因や減少した際の症状、対処法等について、 口腔医学講座予防歯科学分野 教授 岸 光男 先生が分かりやすく解説します。どうぞお聞き逃しなく！

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