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ひきこもり者の家族向け教育支援プログラムの開発 ~ひきこもり長期化打開に一歩前進~

岩手医科大学医学部の大塚耕太郎教授は、九州大学、福岡市精神保健福祉センター、宮崎大学、愛育相談所等との共同研究において、心の応急処置を習得するメンタルヘルス・ファーストエイド(MHFA)、および、認知行動療法に基づくコミュニティ強化と家族訓練(CRAFT)を応用した家族向けの5日間の教育支援プログラムを開発しました。
今後、本プログラムの改良を重ね、これを基にした家族向けの教育支援が全国のひきこもり支援機関で活用されることで、ひきこもり者本人の直接来所・受診が早まり、ひきこもり長期化解消の一助となることが期待されます。
本研究成果は、国際科学雑誌「Heliyon」に、英国時間2020年1月9日(木)に掲載されました。

<本研究に関するお問い合わせ先>
岩手医科大学医学部 神経精神科学講座
教授 大塚 耕太郎(おおつか こうたろう)
電話:019-613-7111(内線2015)