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内科学講座 [神経内科・老年科分野]

本講座の主要テーマは、神経系の構造と機能、神経疾患の病態と治療です。最近の知識と技術をもとに掘り下げた研究を行い、その成果を教育と診療に反映させています。高齢化社会を迎え、脳卒中、認知症の分子生物学的、生理学的研究にとくに力を注いでいます。

講座・教室からひとこと

寺山靖夫 教授

寺山靖夫 教授

二十世紀後半は、医学において神経科学、分子生物学、遺伝子工学、情報工学などの専門分野がめざましく進歩しました。二十一世紀は「脳の世紀」と言われています。これら専門分化した知識を統合して、先人たちが挑戦しては果たせなかった「脳」を極める時代がやってきました。神経内科はその中心に位置すると言っても過言ではありません。
岩手医科大学神経内科・老年科は開講以来30年以上にわたり岩手県の脳卒中、認知症、変性疾患などの神経内科疾患の診療と研究を精力的に行ってきました。また、学生教育と高度な専門知識が必要とされる日本神経学会認定専門医の育成にも力を入れており、神経内科医のレベルは非常に高く、人口10万人あたりの神経内科医の数は全国的に上位を占め、さらに県内の神経内科医の6割は専門医としての資格を有しています。
県立病院をはじめ、県内各地の基幹病院に神経内科医を派遣し、地域医療、特に人口過疎地の医療にも大きく貢献してきました。少子高齢化によってもたらされる日本のこれからの医療とこれまで当講座が実践してきた地域医療には共通点が多く、これからの日本の医療のオピニオンリーダーとして活躍していきたいと考えています。

講座・教室の基本理念

神経内科・老年科は、内科全般の知識と技術を駆使して疾患の局所診断を行い、その病態を解明して体系的な総合診療を行う科です。また、「医師である前に人間であること」、「すべての科学的研究はベッドサイドから」の信念で研究と臨床を実践しています。

主な研究内容および診療内容

頭痛、めまい、四肢筋力低下、ふらつきなどの脳・脊髄・末梢神経・筋肉疾患の病気の神経症状を診断し、治療を行う診療科です。主に精神症状を診療する神経精神科や心因的な原因による身体症状を診療する心療内科とは異なります。以下の専門外来があります。

  • 脳血管障害
  • 認知症
  • 神経変性疾患(パーキンソン病、脊髄小脳変性症など)
  • 神経免疫疾患(多発性硬化症、重症筋無力症など)
  • 頭痛

新患として受診されれば、適宜専門外来にご紹介いたします。
診療日は神経内科・老年科外来までお問い合わせください。