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神経精神科学講座

精神疾患は我が国でも5大疾患の一つとして医学の主要な領域の一つを占めており、精神医学はどの科を専攻する医師にとっても必須に臨床医学です。本講座では、精神医学の基礎を系統的な講義で学び、臨床実習によって精神科臨床を学びます。

講座・教室からひとこと

大塚耕太郎 教授

大塚耕太郎 教授

臨床面は精神神経科および児童精神科の外来での診療と附属病院の閉鎖病棟での入院治療を中心に診療を行っています。また、リエゾン精神科チームとして身体疾患を持つ方へのメンタルケアにも取り組み、加えて精神科救急医療を実践しています。
災害医療として東日本大震災後のこころのケアとして岩手県こころのケアセンターおよびいわて子どもケアセンターでの活動にも従事し、岩手県の災害派遣精神医療チーム(DPAT)の活動において先導的な役割も担っております。
研究面では精神科救急やコンサルテーション・リエゾン精神医学,臨床精神薬理学や緩和ケアなど総合病院精神医学に基づく臨床研究や児童・青年期精神医学領域の研究を主体にしています。そして、社会精神医学として自殺対策や災害支援などの地域への介入研究やコホート研究、神経画像や神経科学など生物学的研究、周産期精神医学、地域精神保健における研究、臨床薬理学、医学哲学・医学倫理、精神医学史など多岐にわたる精神科領域で活動を行っており、精神医学に興味ある人材を求めています。

講座・教室の基本理念

主な研究内容および診療内容

<臨床研究>

1. コンサルテーション・リエゾン精神医学
2. 精神科救急
3. 児童・青年期精神医学
4. 周産期精神医学
5. 緩和ケア
6. 老年精神医学
7. 病院内における精神科領域の医療安全対策

<生物学的精神医学研究>

1. 神経科学研究
2. 神経画像研究
3. 臨床精神薬理学

<精神保健・予防精神医学・および精神医学史・医学哲学>

1. 自殺対策
2. 災害精神医学
3. 精神保健研究
4. 医学哲学・生命倫理
5. 精神医学史