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微生物学講座 [感染症学・免疫学分野]

微生物学 (microbiology) は、細菌、ウイルスそして真菌などの微生物の構造、増殖、病原性およびそれらが引き起こす疾病とその治療法を研究する学問です。免疫学 (immunology) は、生体のもつ免疫機構を明らかにし、免疫疾患の発症機序や免疫機構を用いた治療法を研究する学問です。当分野の目標は、これらの研究や教育を通じてその奥深さや面白さを次世代に伝え、さらにはそれを継承する人物を育成することです。

講座・教室からひとこと

村木 靖 教授

村木 靖 教授

20世紀末から、人類は新しい感染症(新興感染症)やすでに制圧されたとされていた感染症の再来(再興感染症)に遭遇しています。このことから21世紀は感染症の時代とも言われています。このような状況下で、当分野では、微生物学および免疫学の観点から感染症の原因やその制御法を解明することを主な目標としています。

今日、感染症対策には多様な人材の参加が望まれています。当分野では大学院生、研究生、研修生など幅広く人材を受け入れています。微生物、免疫、感染症などに興味をお持ちの方は下記のメールアドレスまでお気軽にご相談ください。

 

microbio<at>iwate-med.ac.jp

<at>は@と読み替えてください

講座・教室の基本理念

<研究について>
当分野には微生物学と免疫学を専門とする教員が所属しており、下記の研究を行っています。
1.組換えウイルスを用いてインフルエンザウイルスの増殖機構と病原性を解析しています。
2.宿主因子に交差反応性をもつ抗インフルエンザウイルス抗体が誘導する疾患の発症機構を解析しています。
3.効率的に粘膜免疫を誘導する粘膜アジュバントを探索し、その作用機序を研究しています。
4.安全で効果的な粘膜アジュバントを用いたインフルエンザ粘膜ワクチンの開発を行っています。
5.本学産科婦人科学講座と共同で、モデルマウスを用いた子宮頸がんの新規治療法の開発を行っています。

大学院医学研究科博士課程では「病原微生物学:医科応用病原微生物学」を開講し、微生物学や免疫学の面から研究活動をサポートします。最終的に、独立した研究者として感染症の診断・治療・予防に役立つ研究ができる人材を育成することを目標にしています。
同修士課程では「専門科目:生体防御学」を開講し、ウイルス学と免疫学の基本と応用を指導します。
<教育について>
当分野の学部教育における担当科目は、医学部2年次に開講する「微生物学」と「免疫学」です。これらの科目を学ぶことで、微生物や免疫に関連した病態を考える基礎を修得することを目的としています。

「微生物学」では医学に関係のある細菌、ウイルス、真菌などの病原性、感染経路、治療法、ワクチンなどについて学びます。「免疫学」では自然免疫と獲得免疫の基本を学んだうえで、感染防御免疫、アレルギー、自己免疫、腫瘍免疫、免疫不全などについて学修します。また各々の科目で講義に加え実習を行い、得た知識を確実に身に着けられるようにします。

感染症はいずれの臨床科とも深く関わりがあるので、その基礎となる微生物学や免疫学で学んだ事項が臨床医学への橋渡しとしての役割を果たせるような教育をしています。

主な研究内容および診療内容

1.インフルエンザウイルスの増殖機構と病原性の解析
2.抗インフルエンザウイルス抗体が誘導する疾患の解析
3.安全で効果的な粘膜アジュバントの研究
4.インフルエンザ粘膜ワクチンの開発
5.子宮頸がんの新規治療法の開発

 

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