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補綴・インプラント学講座

「補綴」は「ほてつ」と読みます。歯科補綴とは歯や顎が欠けたり、なくなった場合に、クラウンやブリッジ、口腔インプラント、入れ歯(義歯)などの人工装置で補うことをいいます。平成24年度から、より体系的に連携性を高めるため、「補綴・インプラント学講座」へ講座を統合しました。歯学部学生に対しては、歯科補綴学全般の講義と実習を担当し、附属病院歯科医療センターにおいては口腔インプラント科、義歯外来(A)、義歯外来(B)での診療を担っています。

主な研究内容および診療内容

当講座では、むし歯や歯周病などにより歯が失われた患者さんを対象に、損なわれた形態と機能を人工装置によって回復するとともに、継続疾患の予防、健康の維持増進を図るために必要な理論と技術を考究し、その成果に基づく治療の実践と教育を行っています。我が国の急速な超高齢社会への移行に対して、高齢者を主たる治療の対象とするのはもちろんのこと、年齢を問わず、噛む、話す、飲み込むといった機能の回復に加え、審美的な回復も行うことで、国民の「健康長寿」、「アンチエージング」にいかに寄与するかを講座の目標として掲げ、講座員一同、日々精進しています。

講座・教室の基本理念

患者さんの口腔機能と形態の維持、改善を通して、国民の健康長寿に寄与すること目的とし、そのために必要な研究課題の追求とEBMに基づく治療医学の確立、さらにそれらを実践し国民の負託に応えられる歯科医師の養成が当講座の使命であると考えています。

主な研究内容及び診療内容

<主な研究内容>

  1. インプラント義歯と咀嚼・嚥下機能・高次脳機能
  2. 顎口腔機能分析・評価・リハビリテーションと口腔ケア
  3. 顎機能障害の病態生理と治療、スポーツ咬合学
  4. 審美修復、歯科材料、デジタルデンディストリー
  5. インプラント・口腔再生医学

<主な診療内容>

口腔インプラント、クラウン・ブリッジ、全部床義歯、部分床義歯、審美歯科、顎顔面補綴、摂食機能療法、オーラルリハビリーテーション、顎機能障害