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歯科保存学講座 [う蝕治療学分野]

う蝕治療学分野では、保存修復学と歯内療法学を担当しています。保存修復学では虫歯や,磨耗、外傷によって歯の硬組織に生じた欠損を、コンポジットレジン(高分子材料)、セラミックス、金属などによって歯の形態と機能を回復する方法を学びます。近年注目されている歯の漂白(ブリーチング)についても学びます。歯内療法学では、歯髄疾患、根尖性歯周疾患について学びます。これらに関して講義を通じて知識を修得し、基礎実習、臨床実習を通じて技術を修得します。

講座・教室からひとこと

講義、実習を通じて保存修復学、歯内療法学の知識、技術を修得します。教室には、保存治療専門医、補綴学会指導医、歯科麻酔専門医が在籍しており、総合的な臨床能力を有する歯科医師を養成します。

講座・教室の基本理念

超高齢社会に対応できる歯科医師の養成

関連医学分野との協力体制のもと、医科歯科連携での診療が身に付きます。多くの症例・患者に接して学んでいくことができます。特に心疾患患者の術前集中治療を通じての経験を積むことが出来ます。月平均患者数は約1800名で多彩な臨床例を経験できます。
外来には歯科治療用顕微鏡が整備されており、顕微鏡下での歯内治療、歯根端切除術や外科処置について経験できます。歯科用顕微鏡や録画装置を積極的に利用して個々の症例について検討し、常に考える習慣とそれをもとに実践する能力を養います。

主な研究内容および診療内容

<主な研究内容>

  1. 保存領域で使用される材料の生体親和性についての研究を分子生物学的手法による評価
  2. オフィスブリーチングによる天然歯の色調変化についての臨床研究
  3. 今日の歯科治療に不可欠な修復材料の歯質接着性についての研究
  4. ペースメーカーや植え込み型除細動器に対して歯科診療用機器が与える影響

<主な診療内容>

  1. コンポジットレジン修復、グラスアイオノマー修復、メタルインレー修復
  2. 歯内療法
  3. 歯のブリーチイング(漂白)
  4. 外傷歯の治療
 -オフィスブリーチ症例-