教育
HOME > 教育 > 学部紹介 > 統合基礎講座紹介 > 生化学講座(細胞情報科学分野)

生化学講座 [細胞情報科学分野]

 人体の構成物質やエネルギー生産物質の代謝ならびに遺伝情報の発現機構について学び、生命現象を理解するための基礎的知識を習得します。続いて口腔領域に関する物質の構造と機能を学び、口腔組織の機能を分子レベルで把握します。

講座・教室からひとこと

石崎 明 教授

石崎 明 教授

 歯学部1年生を対象に専門課程の基礎科目担当講座による「人体生命科学」を講義します。 “人体の正常構造と機能”を統合的に理解するために生命の分子レベルでの仕組みについて学びます。
 歯学部2年生には「生化学」「口腔生化学」について教科書中心に、かつ最近のトピックスを交えながら講義を進めています。わかり易い視覚教材としてスキームや、時には生体高分子の構造を動く画像としてPC上でみせる等の工夫をしています。実習では最近の科学の進歩にあわせて遺伝子工学的手法を用いた実験を取り入れています。
 研究内容により、細胞培養技術、生化学的手法、分子生物学的手法、プロテオーム解析法を用いています。特に、プロテオーム解析には飛行時間型質量測定システム、プロテインシーケンサー、イオントラップ型質量分析装置を活用しています。また、研究に必要な情報を得るためのバイオインフォマティックス(生物情報科学)を、大学院生への演習に組み入れています。
 現在、大学院生5名がスタッフのきめ細やかな指導のもとに研究生活を送っています。また、ポスドクが2名在籍中で、研究仲間が増えて研究室は明るく活気に満ちています。

講座・教室の基本理念

 生化学は細胞の分子組成、生体成分の化学反応、生体化学反応の調節を研究する学問です。また、生化学の中で重要な位置を占める分子生物学は遺伝子の構造、機能、調節を明らかにする学問です。学生の生化学理解のため、講義は「人体生命科学」「一般生化学」「口腔生化学」にわけ、それぞれ1学年と2学年にわけて学習します。特に、口腔生化学では臨床科目の生化学的側面を理解できるよう学びます。

主な研究内容および診療内容

  1. 口腔組織由来細胞の増殖や分化の制御機構
  2. 骨髄由来未分化間葉系細胞の経血管ホーミングメカニズムの解明と、ホーミング先での増殖、分化制御メカニズムの解明
  3. 口腔腫瘍細胞の増殖、分化および細胞死の制御機構
  4. 癌の浸潤、転移とその制御機構
  5. 口腔扁平上皮癌細胞におけるアノイキスの制御機構