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病理学講座 [機能病態学分野]

肉眼、光学顕微鏡、電子顕微鏡による形態学を基に、病態の理解と解釈を深めます。総論では身体各部におこる病変の共通原則を、各論ではそれぞれの器官ごとに病変を学習し、組織実習と症例の解析(CPC)によって知識の発展を計ります。

講座・教室からひとこと

病理学は、病気の原因・発生機序を研究対象とした学問です。肉眼観察・光学顕微鏡・電子顕微鏡などの形態学的手法を用いて発展してきた学問ですが、免疫染色・RNA in situ hybridization法・Fluorescence in situ hybridization法(FISH法)などの分子生物学的手法も近年では頻用されます。人体から採取された材料について肉眼・光学顕微鏡・電子顕微鏡を用いて病変の有無や種類を確定する病理診断学のみならず、ほぼすべての臨床科の基礎・根底に関わる分野です。

講座・教室の基本理念

学生教育では病理学総論を担当し、器官病理学・臨床病理学などにも参加します。
卒後教育では後述のような分野を主とした研究指導を行っています。

主な研究内容および診療内容

  1. マスト細胞(肥満細胞)の生理学的意義の探求
  2. マスト細胞(肥満細胞)のアレルギー疾患・非アレルギー疾患における病理学的役割の解明
  3. ランゲルハンス細胞およびランゲルハンス組織球症の分子生物学的研究
  4. NK細胞の分子生物学的研究