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活動報告

災害時地域医療支援教育センターの事業活動についてまとめております。ご参考ください。

研修実施報告 講習会・見学会実施報告
救急・災害・総合医学講座災害医学分野研究活動報告 クリニカルシミュレーションセンター利用報告
地域医療連携 地域医療連携

事業報告書

災害時地域医療支援教育センター事業報告書を公開しています。

平成27年度編集版

平成23年度の事業開始から平成27年度までの5年間の当センターにおける事業活動について、実績結果・調査報告を纏めたものです。
東日本大震災における災害医療活動の調査や、災害医療対応人材育成、地域医療情報連携事業(遠隔医療ネットワークの構築)、医師派遣機能強化事業等について報告しています。

平成28年度編集版 事業取組ポスター

平成28年度に作成した事業取組ポスターです。
クリックするとPDFファイルを開くことができます。ご参考ください。



災害時の支援活動

H29.5.26 東日本大震災復興支援 飲料水支援

東本大震災の復興支援の一環として、南相馬市にNPO法人を通じて災害時地域医療支援教育センターに備蓄している災害用飲料水(500ml入りペットボトル6,000本)を寄付しました。

県庁岩手DMAT調整本部 県庁対策本部

H28.8.30 台風10号による豪雨災害における被災地支援活動

平成28年8月30日(火)夜半に岩手県沿岸部に上陸し、岩泉町を中心に甚大な被害をもたらした台風10号による豪雨災害に際し、災害時地域医療支援教育センター及び救急・災害・総合医学講座災害医学分野は、岩手医科大学附属病院と連携し、厚生労働省から岩手県へ派遣要請のあった各災害派遣チームに付いて、岩手県知事からの派遣要請を受けメンバーを以下の通り出動させました。

統括DMAT及び岩手医大DMAT(業務調整員)の派遣

派遣期間|平成28年8月31日(水)~9月8日(水)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 教授 眞瀬智彦(医師/統括DMAT)
     災害時地域医療支援教育センター事務室 事務員 奥野史寛(業務調整員)
     災害時地域医療支援教育センター事務室 事務員 蒲澤優(業務調整員)
派遣先 |岩手県庁岩手DMAT調整本部
活動内容|岩手DMATの支援調整

岩手医大DMATの被災地派遣

派遣期間|平成28年8月31日(水)~9月1日(木)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 助教 藤原弘之(業務調整員)
派遣先 |岩泉町(ふれんどりー岩泉、済生会岩泉病院他)
活動内容|岩手医大附属病院DMATの一員として、被害状況の調査、情報収集、老健施設及び病院避難を実施

岩手医大DMAT(医師)の被災地派遣

派遣期間|平成28年8月31日(水)、9月3日(土)、5日(月)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 教授 眞瀬智彦(医師/統括DMAT)
派遣先 |済生会岩泉病院、岩泉町内避難所等
活動内容|済生会岩泉病院支援、岩泉町内各所の避難所調査・巡回診療

岩手医大DMAT(業務調整員)の被災地派遣

派遣期間|平成28年9月3日(土)~8日(水)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 助教 藤原弘之(業務調整員)
派遣先 |岩泉町役場、岩泉町内避難所、済生会岩泉病院
活動内容|岩泉町内各所の避難所巡回、岩泉保健・医療・福祉・介護連絡会議への参画

また、災害医療ACT研究所より支給された簡易トイレ「ラップポン」を岩泉町小川地区避難所に設置しました。

県庁岩手DMAT調整本部 県庁対策本部
岩泉町内巡回診療 岩泉町内巡回診療

H28.4.14 熊本地震における被災地支援活動

平成28年4月14日(木)に発災した熊本県を震源とする震災に際し、災害時地域医療支援教育センター及び救急・災害・総合医学講座災害医学分野は、岩手医科大学附属病院と連携し、厚生労働省から岩手県へ派遣要請のあった各災害派遣チームに付いて、岩手県知事からの派遣要請を受けメンバーを以下の通り出動させました。今回の派遣は、岩手県に所属する日本DMAT隊員が災害派遣として県外で活動した初めての事例になります。
岩手医科大学としての熊本地震の支援については、以下のページを御参照ください。

統括DMAT及び岩手医大DMAT(業務調整員)の派遣

派遣期間|平成28年4月16日(土)~20日(水)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 教授 眞瀬智彦(医師/統括DMAT)
     災害時地域医療支援教育センター事務室 事務員 蒲澤優(業務調整員)
派遣先 |岩手県庁岩手DMAT調整本部
活動内容|岩手DMATの支援調整

岩手医大DMATの被災地派遣

派遣期間|平成28年4月16日(土)~19日(火)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 助教 藤原弘之(業務調整員)
派遣先 |大分県竹田医師会病院、熊本県南阿蘇地区
活動内容|岩手医科大学附属病院DMATの一員として、被害状況の調査及び各避難所を巡回し、情報収集。

岩手医大DMAT(業務調整員)のDMATロジスティクスチームへの派遣

派遣期間|平成28年4月16日(土)~24日(日)
派遣職員|災害時地域医療支援教育センター事務室 事務員 奥野史寛(業務調整員)
派遣先 |岩手県庁岩手DMAT調整本部→厚生労働省DMAT事務局(東京)→熊本県庁DMAT調整本部
活動内容|岩手DMATの支援調整、熊本県内で活動する日本DMATの連絡業務、支援調整

岩手医大DMAT(医師)のDMATロジスティクスチームへの派遣

派遣期間|平成28年4月21日(木)~24日(日)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 教授 眞瀬智彦(医師/統括DMAT)
派遣先 |熊本県庁DMAT調整本部
活動内容|熊本県内で活動する日本DMATの支援調整

岩手医大DMAT(業務調整員)のDMATロジスティクスチームへの派遣

派遣期間|平成28年4月23日(土)~29日(金)
派遣職員|救急・災害・総合医学講座災害医学分野 助教 藤原弘之(業務調整員)
派遣先 |熊本県庁医療救護調整本部→阿蘇医療センター
活動内容|被害状況の把握及び情報収集、阿蘇地区災害医療復興連絡会議への参加、他の派遣チームとの連絡調整

備蓄用飲料水の支援

災害時地域医療支援教育センターで管理している備蓄用500mlPETボトル飲料水9,120本(380箱)を全国フードバンク推進協議会に支援物資として寄付しました。
食糧の運搬作業を行うスタッフ 食糧を積み込む災害医学講座眞瀬智彦教授
トラックのコンテナに食糧を積み込む センターを出発するトラック

H26.2.7 フィリピン台風被災地への食糧支援

平成25年11月に甚大な台風被害に見舞われ、深刻な食糧不足が続いていたフィリピン被災地に対し、約5,000食分の食糧支援を行いました。
非常食の購入により世界の飢餓救済に協力できる「救缶鳥プロジェクト」を実施している株式会社パン・アキモトと日本国際飢餓対策機構を通して行ったもので、災害時地域医療支援教育センターに備蓄している肉・魚・野菜・スープ・パン・おかゆ・果物の缶詰13,200缶が、フィリピンへ届けられました。
食料は平成26年2月7日(月)にセンターを出発し、同月27日(木)に日本国際飢餓対策機構により、フィリピン被災地に届けられました。

食糧の運搬作業を行うスタッフ 食糧を積み込む災害医学講座眞瀬智彦教授
トラックのコンテナに食糧を積み込む センターを出発するトラック

現地に届けられた食糧(写真提供:日本国際飢餓対策機構)

現地に届けられた食糧(写真提供:日本国際飢餓対策機構) 現地に届けられた食糧(写真提供:日本国際飢餓対策機構)