◆源氏物語
  紫式部著、平安中期 刊
  全五十四巻
  当館所蔵は 刊本 年代不明


  現代では全編を三部構成と見る説が有力である. 書名は, 古くは《源氏の物語》が 普通だったらしく, 鎌倉時代には《光源氏物語》と呼ぶことが多い. ほかに《紫の物語》の称もあり, 略して《源氏》《源語》ともいう. 巻名は紫式部の命名によるらしい.



参考文献
世界大百科事典第9巻:平凡社.