Home研修情報>広域災害救急医療情報システム(EMIS)操作研修

研修の概要

自然災害、大規模事故等の発生により要救助者・避難者が大量に発生した場合に、発生直後から中長期にわたって適切に医療を提供するためには、医療従事者、救助関係者、行政職員の密な連携及び災害医療に係る実践力の強化が必要となります。 これら災害医療・救急救助に携わる人材の育成・強化を目的とした研修を開催致しております。

本研修では、災害時に都道府県を越えて災害医療情報をインターネット上で共有し、被災地域での適切な医療・救護に関わる情報を集約・提供するため、2006年度から厚生労働省が運営している広域災害救急医療情報システム(Emergency Medical Information System:EMIS【イーミス】)の意義を理解し、操作方法に係る知識・手法の習得を目指します。

今後の研修予定
研修内容 広域災害救急医療情報システム(EMIS)の意義を理解し、操作方法に係る知識・手法の習得を目標とした研修です。
・講義「EMISとは」
 広域災害救急医療情報システム(EMIS)とはどういったシステムなのか、どのような経緯で作られ、どのように活用するのかについて説明します。
・演習「EMIS操作方法①」(緊急時入力・詳細入力)
 災害発生時にまず緊急で入力すべき項目や、病院の被災状況を入力する詳細項目について、実際にパソコンやタブレット端末を用いて入力作業を行う体験実習です。
・演習「EMIS操作方法②」(医療チーム・避難所・救護所 照会検索機能等について)
 被災地で必要とされる情報の入力方法、照会検索方法について、実際に作業をする体験実習です。
開催日時 第1回 11月7日(火) 13:30~17:00
第2回 11月8日(水) 13:30~17:00
※第1回、第2回ともに内容は同一です。
 開催日及び開催場所が異なりますので、受講希望の回を申請書にご記入ください。
開催場所 第1回 岩手県立中部病院 2階講堂
第2回 災害時地域医療支援教育センター(岩手医科大学矢巾キャンパス)
受講対象 災害拠点病院のDMAT隊員及び事務職員、二次救急病院の職員、市町村職員、
県が委嘱する災害医療コーディネーター、消防職員及び各保健所の職員等
受講定員 各回20名程度
参加費用 無料
※但し、会場までの交通費及び宿泊費等は受講者負担となります。
備  考 【研修にご持参いただく物】
  1. 岩手県から各機関に付与されているEMISの機関コードとパスワード
    ※EMISの機関コードとパスワードが不明の場合は、下記までお問合せください。
     岩手県庁医療政策室 地域医療推進担当 ad0002@pref.iwate.jp
  2. インターネットに接続可能なノートパソコンまたはタブレット端末
    ※事情により持参ができない方は、事前にお問合せください。
  3. (あれば)モバイルWi-Fiルーターなどのインターネット接続機器
問合せ先 岩手医科大学 災害時地域医療支援教育センター
〒028-3694 岩手県紫波郡矢巾町医大通1丁目1-1
 TEL. 019-651-5110(内線5576)
 Mail. saigai@j.iwate-med.ac.jp

受講申し込みについて

令和5年度の受講申し込みは終了致しました。

過去の研修について

過去の研修については、研修開催実績報告にまとめておりますので、ご参照ください。