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医歯薬総合研究所(医療開発研究部門) 

部門紹介

私たちの部門では、生命現象を定量的に捉え、その動態を予測・評価することを目的に研究を進めています。今まで再発がんの抑制を中心的テーマとして行ってきましたが、論文発表のほか6件の発明を特許出願し、そのうち5件を特許化しました。国内外大学・研究所との共同研究、企業との連携、および定量計測のために必要な統計解析やデバイスの開発にも力を入れています。対象はミクロ(分子・細胞)からマクロ(集団・人口)まで制限はありません。本格的な研究が初めての人でも興味のあるテーマが見つかる研究室だと思います。

主な研究内容

現在のテーマはがん研究を中心として、定量デバイス開発、ヘリコバクターピロリ菌の疫学、肝臓の再生、および岩手県における人口動態と多岐にわたりますが、共通しているのは「定量的に評価する」という点です。がん研究では岩手医大附属病院がん関連15診療科と共同で腫瘍由来血漿DNAのバイオマーカー開発を行っています(MORIOKA study)。定量デバイス開発では微量核酸の並列定量測定へ向けた開発を行っているほか、逆相タンパクアレイ技術では国際的な先端研究室の一つです。

学生へのメッセージ

私たちの部門で研究に従事する研究者・大学院生のバックグランドは様々です。部門名にある開発研究とはResearch & Developmentの和訳で、すべての医学研究・理論構築の根幹をなすものです。カリキュラムを通して、大学院卒業後も社会や医療現場で生かせる技術を身に着けるとともに、国内外を問わず共同研究に必要とされる豊かなコミュニケーション能力を持つ人材の育成を目指しています。毎週月曜と木曜の夕方には、多様なテーマのプレゼンテーションとディスカッションを行っています。 興味のある方はいつでも見学にお越しください。待ってます!

詳しくは研究室ホームページをご覧ください。(https://nishizukalab.org