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歯科内科学

学科目紹介

高齢化社会に特有な口腔機能と全身疾患の関連について理解するために、嚥下と食道運動機能のメカニズムや疾患発生および薬剤代謝に関わる分子生物学的解析、循環器疾患のリスク評価のための心電図解析について研究を行っている。

主な研究内容

歯科医療に関わる消化器疾患-特に胃食道逆流症、食道運動機能と嚥下、歯周病の関連についての研究。

  1. 胃食道逆流症の程度と歯周病に関する研究
  2. 歯周病と全身疾患に関する研究
  3. 嚥下と食道運動機能に関する研究

歯科医療に関わる循環器疾患の関連およびリスク評価に関する研究。薬物代謝酵素遺子多型の解析による個別化医療、急性冠症候群の発症に関わるPg菌の関与に関する臨床研究。

  1. 多チャネル多機能・高分解能心電計の開発と臨床応用
  2. 致死的不整脈(特にBrugada症候群や薬剤誘発QT延長など)の遺伝子一塩基多型の探索とリスク評価に関する研究
  3. 薬剤代謝関連遺伝子多型解析による抗凝固療法(ワルファリンなど)・抗血小板療法での個別化医療に関する研究
  4. 急性冠症候群の発症に関わる歯周病(Pg菌)の研究
  • 食道内圧検査
  • 高分解能心電図 DREAM-ECG
    VKORC1の一塩基多型解析例

学生へのメッセージ

内科学の立場からみた口腔・歯科領域の関係について共に勉強し、海外に通用する研究者育成を心掛けたいと思っています。