最先端医療への取り組み
Home > 最先端医療への取り組み > 最新機器・最先端技術による医療現場の進化

最新機器・最先端技術による医療現場の進化

医科系総合大学としての特色を活かし、学部・講座を越えた研究者とともに、各種研究所にある最新機器と最先端技術を活かし、先進的な高度医療の可能性を切り拓いています。

最新医療機器を駆使し高度医療を牽引

岩手医科大学では医学・歯学・薬学の講座横断的・学際的共同研究の拠点として「医歯薬総合研究所」を平成23年に創設しています。例えば「超高磁場7テスラMRI」を機軸とした生体機能・動態イメージング研究をもとに、脳血管・神経・精神疾患の病態解明のための画像診断技術や臨床疫学研究、老年疾病や悪性腫瘍克服のためトランスレーショナル・リサーチ分野など、様々な領域で実績が生まれています。
また、附属施設として開設された「PET・リニアック先端医療センター」では、ポジトロン断層法検査(PET)と直線加速器(リニアック)による外照射放射線治療を実施する最新鋭システムが併置されています。CT画像による三次元放射線治療は、被曝による後遺症のリスクを下げながら、がんに対する線量を増やすことが可能となるなど、がん検出能が高いPETはがん治療において大きな威力を発揮します。

学外との共同研究で可能になった遠隔病理診断

最新機器・最先端技術を基盤にした共同研究は学外にも広がっています。本学病理学講座(先進機能病理学分野)澤井高志教授らの研究グループは宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究により、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)を使用した遠隔病理診断の実利用化に向けた実証実験を行われました。専門医による遠隔病理診断が行われ、細胞組織や血液疾患の病理診断が充分に可能であることが実証されています。
今後、離島・山間部における医療レベルの格差解消やがん治療の均てん化の推進が期待されます。