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内科学講座 [消化器内科肝臓分野]

肝臓は巨大な消化管附属腺であると同時に、全身の栄養・代謝の中心臓器です。肝臓の正常な働きを理解しその評価方法を修得し、肝臓病の診断法や治療法を修得することによって、患者さんの全身を捉えるという、内科としての基本的な考え方を学びます。また、消化管分野と協力し、消化器全般について、その診療技術を学びます。

講座・教室からひとこと

滝川 康裕 教授

脳のない動物でも消化器はあります。皮膚と消化器しかない動物もいます。消化器は、外界からエネルギーを取り入れるための、動物として根源的なシステムです。このシステムを効率よく動かし、統率するために神経や脳が生まれたと考えられています。逆に、心の有り様は消化器の働きに大きな影響を与えます。消化器の病を抱える患者さんを、生物学的な面からと、精神・神経学的な面から診療する姿勢、技術を学ぶことにより、内科医として成熟していくことを目指します。

講座・教室の基本理念

消化器あるいは肝臓の専門であると同時に、内科の医師として患者さんに接し、全身の診療が出来るような医師の育成を目指しています。特に、病歴と身体診察だけで診断に迫ることを最も重視しています。これと同時に、臨床の現場においても研究心を持ち、目の前の患者さんの問題解決から研究に発展させることの出来る医師の育成を目指しています。

主な研究内容および診療内容

臨床的な目標に向かって以下のような診療・研究を行っています。

<肝不全で亡くなる人を減らすことを最終目的として>

  • 急性肝炎劇症化の予知と予防治療とその前向き研究
  • B型肝炎治療薬の創薬研究
  • 強力な人工肝補助療法とその改良・機器開発
  • 肝再生機序の研究
  • 脳死・生体肝移植前後の治療とその研究

<肝硬変・肝癌撲滅を目指して>

  • ウイルス性慢性肝炎に対する抗ウイルス療法と創薬研究
  • 肝癌に対するラジオ波焼灼療法、動脈塞栓療法、抗癌剤動注療法、進行肝癌に対する化学療法とその作用機序に関する基礎研究
  • 肝硬変の栄養代謝異常の解析と治療に関する研究
  • 肝性脳症・潜在性脳症の発生機序の解明と診断・治療に関する研究

<将来増加が予想される肥満による肝疾患の予防・治療法開発を目指して>

  • 脂肪性肝疾患の遺伝的素因とそれに基づいた治療・予防の研究
  • 肥満およびこれに関連した、肝を含めた多臓器障害を抑制する新薬の研究

 

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